HOUSING COLUMNハウジングコラム

地球環境を守りながら、豊かな生活を維持していける社会を実現していこうとする「サステナブル（持続可能な）」という考え方。
住宅でも、そんなサステナブルな住まいづくりが注目を集めています。ここでは、２つ目のポイントを紹介します！

サステナブルな住まいづくりポイント２：健康住宅

前回は、持続可能な住まいづくりの１つ目のポイントとして、「長寿命な住宅」であることを紹介しました。

しかし、長く住むためには、地球環境への配慮だけでなく、そこに住む家族が健康的で快適に暮らせることも不可欠です。特に、夏の暑さや冬の寒さなどの温度環境は、体に大きな負担を与えることは、よく知られたところ。その点、優れた高気密・高断熱性能を備えた家は、外気の影響を受けにくいため、いつでも快適な室温を保つことができます。さらに、エアコンの使用も少なくて済むので、省エネも実現することができ、お財布にも環境にもやさしい暮らしが実現します。

また、新型コロナウイルスの感染拡大で、住空間を清潔に保つことにも関心が高まっています。最近では、玄関に洗面台を設けるなど、菌やウイルスを外から室内に持ち込まない間取りの工夫や、タッチレス水栓などの設備、常に新鮮な空気を循環させる換気システム、抗菌や除菌効果をもつ素材など、快適環境をつくる多種多様なアイディアや製品が登場しているので、情報を集めてみてはいかがですか。