HOUSING COLUMNハウジングコラム

知識

住まいから地球を変える! サステナブルな住まいづくりのポイント➀

最近、「サステナブル(Sustainable)」という言葉がよく聞かれます。
直訳すると「持続可能な」という意味で、地球環境を守りながら、豊かな生活を維持していける社会を実現していこうという考え方です。

今、住宅の分野でも人にも地球にもやさしい「サステナブル住宅」を目指す動きが広がっています。ここでは、そんな住宅を実現するサステナブルな住まいづくりのポイントを紹介します!

SDGsは私たちみんなが目指すべきゴール!

sdgs_2

サステナブルといえば、テレビや新聞などで見かけるのが「SDGs」という言葉。「Sustainable Development Goals」を略したもので、2015年に国連で決められた世界共通の目標です。

今、私たちは気候変動や感染症、貧困や紛争など、これまでにないほど数多くの課題に直面し、このままではこの世界で暮らし続けられないのでは?と心配されています。そこで、2030年までに世界で達成すべき具体的な目標として掲げられたのが「SDGs」です。

SDGsは遠い世界の話ではなく、私たち1人1人が考えて行動することが大切。住まいづくりでも、そうしたサステナブルな住宅が次々に登場しています。

サステナブルな住まいづくりポイント1:長寿命住宅


住宅は寿命がくると、解体されて廃棄物を出し、建て替えるのに大きなコストやエネルギーが必要です。高品質でいつまでも長く住み続けられる長寿命な住宅は、建てる際にコストがかかっても、長い目で見るとお財布にも環境にもやさしい住宅になります。

次の世代まで長く住み続けるには、まず住宅自体が強固で頑丈であることが大前提です。近年、多発している自然災害が起こった際も、安心・安全に暮らせる耐久性があることは、大きなポイントです。

さらに、変化していく家族のライフスタイルに合わせて、増改築やリフォームがしやすいことも、家を建て直さず住み継ぐためには、必要な視点になります。後から間取りを自由に変えられるように、シンプルで可変性のある間取りを心がけるなど、工夫をすることで、次世代まで住み継げる住宅を目指しましょう!

最新のハウジングコラム