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コロナ禍で考えたい! 住まいづくりにおける感染対策③

~清潔を保つ住まい編➀~

近年、花粉症などのアレルギー体質をもつ人が増えています。さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、住まいに花粉や菌、ウイルスなどを寄せ付けず清潔に保つことが、健康的に暮らすポイントの1つになっています。そこで今回は、住まいづくりやリフォームの際に参考になる、住空間をクリーンな状態に維持するためのアイディアを紹介します。

アイディア1:汚れがつきにくい素材を選ぶ

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例えば、昔から住まいに使われている「漆喰」は、抗菌・殺菌効果に優れているといわれています。湿度を調整する機能もあるため、カビの防止や脱臭効果も期待できます。

また、漆喰や無垢の木材などの自然素材は、静電気を溜めない性質を持っているので、フローリングや壁、柱などに使用すると、ホコリや汚れを寄せ付けず、汚れにくいのもポイントです。さらに、部屋の扉に上から吊るす吊り戸を取り入れれば、床にレールがなくなるため、よりホコリが溜まりにくくなります。

さらに最近では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、抗菌や防カビ・抗ウイルス加工を施した製品も開発されていますので、情報にアンテナを張って、最適な素材を選んでみてください!

住まいを清潔に保つアイディアは、他にもあります。次回は、掃除のしやすさや、菌やウイルスの侵入を防ぐアイディアを紹介します。

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