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理想的な住まいづくりの第一歩! 土地探しのチェックポイント


住まいづくり成功のカギを握ると言っても過言ではないのが、土地探し。希望の条件に合わない土地を選んでしまうと、理想の住まいを建てるのが困難になることもあります。そうならないよう、土地探しのポイントや注意点をしっかり押さえておきましょう!

POINT1:起こり得る災害リスクを確認!

自然災害が頻発している昨今。すべての災害に遭わない土地を見つけるのは難しいものの、土地の周辺にどんなリスクがあるのかを事前に確認しておけば、適した備えをすることができます。市町村のハザードマップや、全国のハザードマップが見られる国土交通省のポータルサイトなどをチェックしましょう。

ハザードマップポータルサイト(国土交通省) https://disaportal.gsi.go.jp
災害ごとのハザードマップや具体的な避難経路が確認できます。

ハザードマップを見る時は、家を建てる場所だけでなく、避難場所の位置や、これから通う学校などがどんな被害を受けそうかも知っておくことも必要です。

また、地震に備えて地盤の強度も調べておくことをおすすめします。古地図で地形を調べると、その土地以前は川や海、池になっていて、地盤の緩い埋め立て地だったことなども分かります。

POINT2:建築条件や住環境が分かる用途地域をチェック!

土地は、それぞれ利用法が定められ、建てられる建物やその大きさが決められています。住宅、商業施設、工場などの土地利用に応じて分けられたエリアを「用途地域」といいます。例えば住宅に加えて商業施設が建てられるエリアだと、今はなくても将来的に大型の商業施設が建ち、防犯や騒音の問題が生じることも。また、低層住居専用地域でない土地だと、高い建物ができて日照条件や景観が変わる可能性もあります。希望する土地の用途地域は、あらかじめしっかり調べておきましょう。

POINT3:実際の暮らしを現地でイメージ!

実際にその土地を歩いてみて、周辺にある施設やそこまでの距離、周りの環境を実感してみることが大切です。昼間はもちろん、夜にも訪れてみると、街灯の有無や交通量なども把握できます。

場所や家からの距離などを歩いてチェックしておこう!

□ 学校 □ 公園 □ 病院などの医療機関 □ 役所 □ 駅・バス停 □ 商業施設  など

今回は、注文住宅を建てる前に、土地を探すチェックポイントを紹介しました。現地の情報をしっかりと集めたら、希望の条件を考えて優先順位をつけると、最適な場所を絞り込みやすくなります。住まい自体のデザインや間取りだけでなく周りの環境も踏まえて、理想の住まいを実現してください。

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